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12月, 2022の投稿を表示しています

荒馬の会

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 先週、 荒馬の会を行いました。今年も1組、2組と時間帯を分けてお家の方に見に来てもらいました。花組の小さくてかわいい馬、月組の元気に跳ねる馬、星組の勢いのあるかっこいい荒馬。とにかくみんな楽しそうで身体が自然と太鼓のリズムに合わせて気持ちよさそうに踊っていました。グラウンドに響くらっせーら!の掛け声。大人も子どもも楽しい踊りの時間です。

冬まつり

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12/10 冬まつりを行いました。 はじめは小学校の体育館でうたの会です。子どもたちは入れ替え制で、客席の保護者の方たちは今年度は前後場所を交代しながら、全園児の歌声を聞くことができました。 歌い終わった花組は冬まつりのお店で使うお金を作ってまつりの時間が始まるのを今か今かと待っていました。 さてお待ちかねの祭りの時間です。今年も星組のお店は大人気です。お面やさん、紙飛行機やさん、おばけやしき、サッカー的当て等々星組が忙しそうに、でもとっても嬉しそうに働いていたのが印象的でした。他にはあぶりだし、リース作り、お手玉、坊主めくり、相撲、コマ、アクセサリー作り、あやとり等々・・・たくさんのあそびコーナーで楽しそうにあそぶ、大人やこどもたち。 まつりの最後は民舞サークルによる中野七頭舞。おかあさんたちのかっこいい姿にみとれてしまいました。 片付けが終わるのを待っている間、こどもたちは焼き芋を食べました。係のお父さんお母さんが炭火で美味しく焼いてくれた焼き芋。甘くて美味しかった~ ポカポカ陽気の中の冬まつり楽しかったね!

和光小学校幼稚園校園長ブログ「子どものなる木」「ことばを育てる」その3 ~2022年度和光学園報特別号 座談会より~

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この秋発行の和光学園報特別号では、「ことばを育てる」と題して4月から理事長に就任された小森陽一先生と和光鶴川小学校の橋本先生、和光高校の畠中先生の座談会を企画しました。 7月末に行った座談会は、鶴小と高校の授業にとどまらない“ことば”と向き合う実践、さらには小学校の美術教育や幼稚園のげき作りにも拡がり、あっという間に2時間あまりの時間が過ぎていきました。 学園報は紙幅の関係で前半、それも大きく割愛した内容しか掲載することができませんでしたので、このブログで紹介させて頂きます。 最後は、小学校や幼稚園で文学作品を読みあうことが美術の作品や劇で表現することにつながっていくこと、さらに、高校生が文学作品と出会うことの意味について語り合いました。 【和光学園報 座談会 ことばを育てる】   2022年7月26日 ◎出席者:小森陽一理事長・ 畠中由美子先生(高校)・橋本紗弥先生(鶴小) ◎司会者:北山ひと美(和光小幼校園長) 絵本を使って文学作品をみんなで読むこと 小森理事長)小学校1年生だと、そういう読み物の教材というのは、何が一番最初に載ってるの?教科書に。 橋本先生)最初に出会う物語は『おおきなかぶ』で、3学期には新美南吉さんの短編『かごかき』や『あめだま』を読みます。声に出して演じてみたりしながら読みますが、1年生は思ったことがいろいろ出るから面白いなって思います。「あ、そういうふうに読んだんだ」とか、動作化する中にも、一人ひとりの思っていたイメージが違ったりするのが出てくると面白いです。 小森理事長)例えば『おおきなかぶ』で言うと、あの話でそんなに違いは出てこないんじゃないかと思いますが、実際にはどうでした? 橋本先生)そうですね。「おじいさんがかぶの種を『蒔きました』」って教科書には載ってるんですが、原作では『植えました』となっています。「『蒔く』と『植える』って何が違うんだろうね?」というところで、子どもたちは議論になったことがあります。「『蒔く』はパパパっていう感じなんだけど、『植える』っていうのは大事に置いてる感じじゃない?」ということが動作化する中でわかってくる。「じゃあ、おじいさんは、種をそれだけ大事に、土に埋めてったってことだ!」と。一つのことばですが、違いを示すと議論になることがあります。でも初めて読む話なので、声に出して実際にやってみて音を楽しむ。