投稿

4月, 2022の投稿を表示しています

和光小学校校園長ブログ「子どものなる木」「アイヌのことばで“大きくなる”」「どんなことも“みんなでいっしょに”」~学級通信に込めた想い その2~

イメージ
5月が近づいてきました。幼稚園では先週の「新しい子どもを迎える会」に続き、今日は「子どもの日集会」。昨日星組(5歳児)が遠足で掘ってきたタケノコで、先生たちがたけのこご飯を炊き、春を味わいました。 小学校は1か月後に迫った運動会に向け、高学年ではチームリーダーたちが選ばれ、先生たちは道具の点検など準備を進めています。 学級通信も各クラス二桁目に入ろうとしています。 今回は、1年生から3年生までのタイトルを紹介します。 --------------------------------- ・1年1組 「ルㇷ゜ネ」 ルㇷ゜ネとは、アイヌ語で「大きい、大きくなる、成長する」という意味だそうです。<かわいい音のひびきに一目ぼれでした>と担任から。教室には『11ぴきのねこ』が壁一面に描かれています。入学式を前に6年生が作ってくれたものです。担任が準備したネコのぬいぐるみを抱いて休み時間を過ごす子どもの姿も。   ・1年2組 「みんなでいっしょに」 アーノルド・ローベル作『ふたりはいっしょ』から発想して「みんなでいっしょに」にしました。<どんなこともいっしょにやっていきたいと、想いを込めました。>という担任の願いを受け、時にはケンカもするけれど大の仲良しのガマくんとカエルくんを6年生が教室に表現しました。   ・2年1組 「ミルミール」 2年生は生活べんきょうで「世界の〇〇」に取り組みます。ミルミールはウクライナ語で“世界に平和を”という意味です。<世界に目を向けていろいろな発見をしてほしいです。そして早く世界に平和がおとずれますように。>という担任からのメッセージがこもっています。   ・2年2組 「うたえばんばん」 担任そっくりの人形「こまさしくん」を操りながら「うたえばんばん」をうたって学級開きを行いました。<はやくバンバン歌える世の中になることを願って!>と担任から。1年生の冬、麦をまいた時に描いた絵カードが教室に飾られ、生活べんきょう「麦からパンへ」に期待をつなげます。   ・3年1組 「カラフル!」 クラス替えをした3年生は、教室が中高学年棟の3階になり、社会科、理科、工作技術科が始まり、気持ちも新たに4月を迎えています。そんな子どもたちに<いろいろな子どもたちがいて、その子の持ち味を発揮し、受け止め、理解しあえたらいいなという想いを込めて>と担任からのメッセージです

新しい友だちを迎える会

イメージ
先週、星組(5歳児)が考えて準備してくれた新しい友だちを迎える会がありました。 今回もたてわりで1組・2組に分かれての開催となりました。 1組・にじグループ 朝から花飾りなど会場の準備をする星1組の面々 芝生の会場がステキなパーティー会場に 準備万端の星組 お祝いのことば。 保育者からは大型紙芝居のプレゼント 昨年星組のびっくりパーティーの時に作ったケーキを思い出し、今回も大きなケーキを作って、花、月の子どもたちをビックリさせていました。 ケーキの中からびよ~んと飛び出してくる仕掛け そして一番のお楽しみは星組がせっせと作ってくれたプレゼント(折り紙で色々作ってくれていました) 花組には一人2つずつ、月組にはなんと3つまで選んでいいよと大盤振る舞い。 どれにしようかな? みてみて~! 続いて2組・かぜ・そらグループ こちらは見せたいものがたくさんな星組のこどもたち。まずはみんなでリズムのスキップ。花月の子どもたちの周りを元気にぐるりと回ってくれました。 続いてコマ、縄跳びの技 なんと戦いごっこも見せてくれました。 まずは武器の紹介 続いてダンス。音楽に合わせ3曲も披露してくれました。 ノリノリです。 そして和光幼稚園のうたを歌ってくれました。 保育者からは大型紙芝居。 そして最後はプレゼント キラキラの鶴や、ハート♡、切り紙、飛行機、くるくる棒などたくさんの中から自分の好きなものをもらって、とてもうれしそうな花・月のこどもたちでした。この日から花組もお弁当が始まりました。

和光小学校校園長ブログ「子どものなる木」「みんなにとって居心地のいい環境を いっしょにつくっていきたい」 ~学級通信に込めた想い その1~

イメージ
入園式、入学式から10日経ち、新入園の子どもたちのお弁当も始まりました。1年生はえんぴつを持ってプリントに向かうのがうれしそうです。 今年も、幼稚園、小学校ともに各クラスの学級通信のタイトルを紹介します。 今回は幼稚園です。 それぞれの担任が通信第1号に名前の由来を載せます。今年はほぼ編集なしでそのままご紹介します。名前の由来の紹介文の長さに関わらず、この1年の子どもたちとの日々への期待と願いはたっぷりと通信の中に込められています。   ・にじグループ 「ひゅっげ」 通信名は『ひゅっげ』(Hygge)にしました。デンマーク語で「居心地のいい空間」や「楽しい時間」と言う意味があります。「人と人とのふれあいから生じる温かく居心地の良い雰囲気」と書いているものもありました。世界的なブームもあって、耳にしたことがある方もいるかと思います。日本語だと「ほっこり」や「まったり」という表現の方が感覚的にしっくりくるかもしれません。にじグループの子どもたちと、そしてお家の方と一緒に過ごす時間を楽しみたい、みんなにとって居心地の良い環境を一緒につくっていきたいという願いを込めて決めました。親和会や通信を通して、みんなで子どもたちの成長を見守り、楽しんで見ていけたらいいなと思っています。合言葉は『ひゅっげする!』です!!   ・かぜグループ 「マカニ」 「マカニmakani」は、ハワイの言葉で、「風」という意味です。ハワイ語には、「雨」や「風」を表す言葉が、わかっているだけで300~400あるとか・・・。「風」を表す言葉だけで2000以上!!という説もあるそうです。「風」といってもいろんな風がある。自然と共に生きている島・・・ハワイならでは・・・ですね。学級通信「マカニmakani」には、私の目線で見た、感じた・・・かぜグループの子どもたちの日々の様子、お母さんやお父さんから寄せられたメールを紹介したり、私の思いを書いたり・・・大人同士の交流の場としても大事にしていきます。幼稚園という小さな社会の中で、子どもたちは人との関わりを、いろんな「マカニmakani 風」を感じていくことでしょう。花の香りが漂う風、柔らかい風、突風、雨まじりの風、さわやかな風、冷たい風、やさしく背中を押す風・・・。風を浴びて、風を感じて、自分らしく幸せに生きる子ども時代を過ごしてほしい・・・そんな願いを込めまし

和光小学校校園長ブログ「子どものなる木」「和光小学校には優しい人しかいないよ」 ~2022年度 和光小学校入学式 式辞~

イメージ
入園式、入学式から1週間経ちました。 幼稚園は、昨年度から初めの3日間は親子分散登園でゆっくりと園生活を体験することにしたこともあり、3歳児花組の子どもたちは慣れない場所でもあまり不安にならずに過ごしているようです。 一方で1年生は低学年の靴箱のところで「バイバイ」とちょっと不安そうにお母さんに手を振る人がいるかと思えば、小学校の玄関で「ここで大丈夫」と、スタスタと歩いて行く後ろ姿をじっと見つめるお父さんの姿もありました。 入学式で手を引いてくれた6年生は、翌日から1年生の教室で出迎えて朝の支度を手伝ってくれたり遊んでくれたり。上級生に優しく声をかけてもらい、小学校生活がスタートしています。 4月12日の入学式式辞をご紹介します。

花組(3歳児) 分散・親子登園

イメージ
入園式の翌日、翌々日は親子での分散登園を行った花組。親子でゆったりあそんで幼稚園が少しは安心できる場所になったかな。 集まりの時間も半分の人数なのでこじんまり ビリビリ風船作ったよ 7日間の親子分散登園を経て、子どもだけの分散登園。登園時の離れ際に涙が出た子も数人いましたが、保育室や森であそぶ内に笑顔になって…あっという間に帰る時間になってしまいます。 小麦粉粘土 恐竜図鑑がお気に入り ダンゴムシ見つけたよ カエルがいた!! 幼稚園てどんなところかな?というのがわかってきた花組。明日からは全員が同じ時間に登園して午前保育の時間(9:00~11:30)を一緒に過ごします。賑やかな毎日が始まります。